爪水虫で皮膚科で治療を受けていても、途中で止めてしてしまう人も多いのだそうです。
最も多いといわれているのが、止めてしまうというより爪水虫が治ったと勘違いしてしまうパターンです。つまり、実際は水虫が完治していないのに、症状がある程度治まれば完治したと勘違いしてしまうのです。治ったと自己判断して本当にに完治していれば問題ありませんが、症状が治まっても完治まで至っていないケースが多いのです。ですので、何年も続けて水虫の症状を繰り返すという方がいらっしゃるというわけです。
水虫は湿度が高く気温が高い状況を好みます。気温が低くなれば水虫の活動は活発ではなくなりますから、白癬菌に感染したままでも症状が治まります。治ったと勘違いしてしまう原因はここにあります。
次に治療費や治療期間の問題です。爪水虫になってしまうと特に治療期間が長くなり、それに伴って治療費も負担が大きくなってしまいます。また、治療期間は短くても半年程度はかかってしまいます。そうなると、病院に通院するのもおっくうになってしまいますし、少しでも症状が軽くなっていれば、通院しなくてもこのまま治ってしまうのではないかとも考えがちですね。
しかし、途中で治療を放棄してしまうと再発する可能性は十分にありますから、医者から「あなたの足(手)には、もう水虫菌はいませんから、もう大丈夫です」といわれるまでは根気よく治療をがんばりましょう。